2021年10月13日

「3回目ワクチン接種」

 ブースター接種とも呼ばれ、効果が薄れるといわれている接種8か月後を目安に3度目のワクチン接種を行い抗体効果の上昇、持続を図るもの。先日岸田首相は全額公費負担で、詳細は未定もこれを行うと発表した。自費負担であった場合は、健康リスクや医師の確保等を考えると1万円前後となるだろうがそれでは接種しない人もたくさん出るだろうし、そうすると6波、7波とより感染者が増えて費用がかさむから全額公費負担は当然の結論といえる。併せて3回も行うことに辟易している声も聞くが、インフルエンザワクチン同様おそらく毎年打つことになるだろうし、そのため我々の生活に浸透するのも時間の問題と思える。

 

「ネット広告、ショートムービーが1位に」

 中国でのネット広告市場において、近年ショートムービーのシェアが加速度的に増しており、そのほかのSNSやニュース、検索広告などそれ以外をすべて足した数と同じくらいの規模となっている。5年前はグーグルと同じ業態の百度(バイドゥ)の検索広告が強かったのだが、入れ替わるようにして頭角を現したのが2012年創業の「時節跳動(バイトダンス)」である。AIを使ったリコメンドシステムを用い、ショートムービーメディア「抖音(ドウイン)」で成功し、その国際版であるTIKTOKで海外進出も果たしている。決してすべての動画がきれいなわけでもなく、素人のユーザーもほとんどにもかかわらず、特に中国ではビジネスシーンの利用も多いという。日本でも最近バイトルがバイト動画の募集(コンテスト)をしていたが、消費者目線で忖度の(少)ない点がメリットであると考えるのならば、もっと流行ってもいいように思えるがはたして。

 

「ドローン、機体登録の義務化」

 国土交通省はドローンの機体登録を来年6月20日から義務化することを明らかにした。重さ100g以上の機体が対象で、これまで航空法による飛行規制の対象外だった小型タイプも含まれるという。当然インターネットからも登録できるとのことだが、所有者は氏名や住所、機体情報の登録のほかに機体への登録番号表示も求められるという。いよいよ街中でドローンを見かける日が近い。

 

「ピーチ、国内全線乗り放題パス発売へ」

 19日正午より先着150枚分の国内乗り放題パス「Peachホーダイパス」を運賃1万9800円から販売するという。11月中の1か月間で利用でき、ワーケーション活用を見込んだものらしい。もともとピーチは0泊弾丸運賃など、旅行に安くいきたいというニーズに沿った施策を行うことが多く、今回もその流れをくみ取った動きである。アメリカではすでに国内旅行はかなり活発化しているため今回を機に国内旅行需要の回復を願う。(たった150枚ではあるが...。)

 ちなみに同じくピーチが本日13日より渋谷パルコにて「行き先を選べない旅ガチャ」を大阪に続き第2弾として実施するという。値段は1回5,000円で、大阪心斎橋パルコでは約2か月で3000個以上が売れたという。

 

G20アフガニスタン

 先日12日に行われたG20で、アフガニスタン情勢をめぐり、G20の協調を呼びかける旨の発言があった。日本としては、本年中に総額2億ドルの支援を行うこと、モスク爆破を強く非難すること、国としての再建にあたりタリバーンに関与していくことを話した。