2021年10月21日

「ファミマ、郵便局に無人店」

 消費者の利便性を高め、郵便局の集客力の向上につなげる狙い。月内に埼玉県川越店に出店し、他地域にも広げる。ファミマ側の狙いとしては都内での店舗拡大が頭打ちとなっている現状、出店コストを下げて展開できる点があげられるが、郵便局側が集客するメリットは果たしてどれくらい大きいのか気になる。2024年までに同様の無人店舗を1,000店まで増やす方針。

 

「米マイクロンの半導体投資」

 米半導体大手のマイクロン・テクノロジーは、半導体の生産拡大と研究開発に今後10年間で1500億ドルを投じると発表した。マイクロン曰く、半導体を米で作るとアジアと比較し価格が40%前後高くなることから、米の資金援助を求めた。一方サムスンは年間約250億ドルを超える設備投資を続けているためマイクロンの今回の発表は見劣りする、との声も上がっている。いずれにせよ、今まで半年以上さんざんニュースになってきた半導体不足がいよいよ実生活に影響を及ぼし始めるかもしれない。

 

「テスラ、納入台数過去最高」

 売上高前年同期比57%増、純利益4.9倍。株価先行だったが、しっかり売上、利益を立てた形に。半導体不足がこれから影響するが、対応方法に注目。

 

「ロシア、9日間のお休み」

 過去最悪の感染状況となっているロシアで、プーチン大統領は10月30日から11月07日までの9日間を「非労働日」とし、全土で出勤をしないよう求めた。外出禁止、ではなく非労働日である点が感染の歯止めとなるか疑問は残る。

 

「長生きのカギは空腹感?」

 科学誌「ネイチャー・メタボリズム」に掲載された論文によると、通常通りに餌を与えたマウスよりも、1日当たりの摂取カロリーと給餌回数を減らしたマウスのほうが約半年長生きしたという。人間も1日のうち食事時間を8~12時間に収めたほうが良いという話は聞くが、少なくとも今回の実験では、短期間であればそのことが証明された結果となったと考えられる。