2021年10月24日

「ネット診療に後ろ向きな日本」

 厚生労働省によると、日本で遠隔診療ができる医療機関は約15%だという。開業医を中心に1万7000近い拠点があるそうだが、実際は電話のみ対応のところが多く、インターネット診療は登録だけして事実上患者を診ていない病院も多いという。昨年4月の緊急事態宣言を受け、6000拠点が増えたがその後は頭打ちとなっているという。後ろ向きなのは日本医師会医療機関当人で、原因としては医療の質の低下の懸念と診療報酬の低下、また機材導入の手間があげられるという。診療報酬が安いのはまだ医師会がオンライン診療に慎重であるためで、どんどんマイナス方向へ進んでいってしまっている。ただミスをしてしまうことへのリスク以上に、オンラインですぐに相談できるメリットのほうが大きいと思うのと、あくまでも治療ではなく診断(どこが悪くて何科を受けたほうがいいのか)病院へ行く前のきっかけづくりとして導入するのもありだと思う。

 

「今後のビジネスのカギは人工衛星

 そもそも人工衛星は何をしているかという、主に「放送」「気象観測」「測位」などがあげられる。地上の電波塔などと比べ、比較にならないほど広域かつ耐性(災害に強く高低差に影響されない)があることがあげられる。ビジネス利用を考える際に簡単に思いつくのはマッピング機能だろう。例えばそれを使って海上でゴミが集まっているところを探し、ピンポイントで清掃をするのもよし。将来人工衛星はより身近なものになっているだろう。

 

「東京タワー地区、三井不動産が再開発検討」

 コロナ後の訪日客の回復を見据え、知名度の高い東京のシンボル周辺の再開発を検討。2030年前後に周囲一帯の2万5000平方メートルに商業施設などの建設を考えているという。