2021年10月26日

「CO2濃度、過去最高更新」

 WHOは25日、大気中の二酸化炭素濃度が2020年に過去最高を更新したと発表。コロナ禍による経済の停滞で化石燃料由来のCO2排出量は前年比6%減だったが、森林などが自然に吸収する量を上回った結果とみられている。温暖化によって干ばつや森林火災、海水温の上昇が増え、結果さらに温暖化が進む負のスパイラルから一刻も早く抜け出す必要がある。

 

障碍者雇用」

 2021年3月から改正された「障碍者雇用促進法」により、民間企業の法定雇用率が2.3%に引き上げられた。リクルートスタッフィングが調査を行ったところ、36%の企業が今以上に障碍者雇用を増やす予定と答えた。一般人と同じように得手不得手がそれぞれあるため、得意分野で活躍を続ける方も多いという。雇用にあたり「周囲の理解」「マネージャーへのケア」「健康管理」「すぐ相談できる体制」が大事といわれているが、それらは一般人でも同じことがいえる。障碍者雇用が結果会社全体の生産性を上げるため、雇用を増やす考えの企業が多いのだという。

 

JAL、国内線の早期割引廃止」

 JALは2023年から国内線の早期割引を廃止し、3種類程度に絞る予定とのこと。21年度中に詳細を固める予定だが、最低価格は値上がりする可能性が高い。なお障碍者割引や離島割引、株主優待割引は継続する見通し。旅行会社がダイナミックパッケージを押し出している流れを受け、JALもそちらへスイッチするのか。

 

「渋谷が聖地とされない理由」

 国学院大学のメディアによると、大きく分けて3つの要素があげられるという。それは、「変わり続ける街である点」「物語を必要としない点」「生活感のない点」だという。特に2点目3点目を考えると、聖地化には現地の力は必要不可欠であるといえるだろう。

 

軽石漂着」

 小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」の噴火でできた軽石が今沖縄で災害級の被害を出している。噴火自体は8月に起こっており、且つ沖縄本島まで約1400kmも離れているにもかかわらず、である。海に浮くためエンジン等の被害で船は出せず、また魚の誤飲により死体も多く上がっているという。景観も最悪で、観光業にとっても大きな打撃であるといえる。