2021年10月28日

「ワクチン100日で開発へ」

 今年6月12日に行われたG7で、パンデミックに対する対抗策として「カービスベイ保健宣言」を発表した。その中で、次のパンデミックがいつでも発生しうるという観点から、300日以上かかったワクチン開発を100日に縮めることを盛り込んだ。これを受け日本では27日にセッションが開かれ、平時からプロトタイプを準備することを検討した。これもmRNAの恩恵だといえるだろう。

 

東証、取引30分延長」

 JPXは東京証券取引所で売買時間の30分延長に向けた準備を始めると正式に発表した。取引時間中にシステム障害が起きても、当日中に売買を再開できる余地を確保するのが狙い。発表を受け株価は若干上がったものの大きな変動はせず。デメリットとして今でさえ忙しく働いている事務員の労働時間延長などがあげられるが、30分をどう活用するのか見どころ。

 

「中国、「ゼロコロナ」へ固執

 残り100日を切った北京冬季オリンピックに向けて、新型コロナウイルスの感染を完全に抑え込もうとする「ゼロコロナ」政策が厳格化している。広州市での大規模な隔離専用施設の設営や、10月末予定の北京マラソンの延期などが一例だ。習近平国家主席の来期続投のため、成果を出したいという気持ちの表れでもあるだろう。ただ1点、調べてもオリンピックに対する中国人の世論が調べてもヒットしなかったため(情報規制?)反対意見も多いのではと邪推してしまう。

 

「帝国ホテル、新本館のデザイン発表」

 明治23年に日本の迎賓館として開業した帝国ホテルが、老朽化が進む50年目の3代目本館リニューアルすると発表。15年かけてベージュ色の階段のような欧風の宮殿のような本館を立て、ブランド力の向上を目指す。

 

「日本酒版ナパバレー」

 JAL国内線ファーストクラスにも提供しており、幻の酒とも呼ばれる「神川」をもつ上川大雪酒造が日本酒の勢力図に影響を与え始めている。特に注目されたのが大学構内に酒造を設けたことで、アメリカでの酒造学をヒントに学生へ教えているという。最終的には北海道へわざわざ行きたくなる日本酒版ナパバレーを作ることで、確かに言われてみればナパバレーのような酒の大型複合施設は日本にはないかもしれないし、需要は高いように思える。

 

楽天G、旅行無断解約防止システム始動へ」

 楽天Gは2022年1月にも、楽天トラベルで上記システムを導入する。過去の履歴から200項目チェックし、キャンセルのリスクが高い場合は電話で意思確認をするという。ちなみに開発をしたのはランプの魔人のCMでおなじみTIS。

 

「イベント1万人、11月から解除へ」

 本日開かれる予定の分科会で、政府はイベント収容人数上限である1万人を解除する案を諮問する予定だ。ただし注意したい点は、収容定員の50%いないに抑える基準は引き続き設けているため、会場満席、にはまだ遠い点だ。

 

「コロナで失業長引く女性、34万人に上る」

 毎日新聞によると、4-6月の3か月平均で失業期間が6か月を超えた女性は34万人に上り、昨年平均の28万人を超えた。感染拡大で、特に事務職の仕事が目に見えて減ったという。