2021年11月07日

スマホで寄付」

 最近solioやdim.など寄付することができるアプリが表れ始めている。寄付すること自体には興味があるが、どこに寄付したらいいのかわからないというニーズにこたえた結果だ。利用者は20~30代が中心で、例えばsolioはリリースから1年余りで400万の寄付が集まったという。今までネットで決済出来たものが、アプリにすることでより手軽になるということは、アプリをダウンロードする手間を考えると矛盾しているように思えるが、しっかりとしたアプリがあるということが運営元がしっかり管理しているという安心感につながっているのかもしれない。

 

「別荘スタートアップ」

 フランスで別荘のスタートアップ「Altacasa」が200万ユーロを調達し、注目を集めている。仕組みはシンプルで、別荘に対し支払った管理費に応じて、1年のうち泊まれる日数がアルゴリズムにより公平に割り当てられるというもの。タイムシェアとは異なり、物件自体を所有できる点や清掃管理リノベなどが行き届いている点が評価を後押ししている。日本では別荘に泊まるという選択肢自体がまだ少ないように思えるが、今後さらにテレワークが推進されていくことを考えると、投資のし甲斐があると思う。