2021年11月18日

「外国人就労、無期限に」

 出入国在留管理庁が人手不足の深刻な業種14分野で定めている外国人の在留資格「特定技能」について、2022年度にも事実上、在留期限をなくす方針であることがわかった。技能次第では在留資格を何度でも更新可能で、家族の帯同も認めるという。かつこれまでの対象は建築など2分野のみであったが、農業、製造、サービスなど様々な業種に広げる。仕事に関しては、AIでどんどん減っていくだの、コロナで働き手がないだの、需要が戻って時給値上げしないといけないなどといったニュースをよく見かけるが、分野にもよるが議論するベースは人手不足である。普通に生活している分には縁のない話であるからこそ、このような制度整備をせざるを得ないところまで来ているということを改めて理解しなければならない。

 

「新幹線の自動運転」

 JRは先日、新幹線の自動運転の実証実験を公開した。10月末から実験自体は進んでおり、いずれも良好な結果を出している。他社でも同様に自動運転化は進められており、その一番の要因は「人手不足への懸念」であるという。なお同社曰く、技術面での自動運転はほぼ完成しているといっても過言ではないが、あとは実務面での課題解決のみとのことで、実現に急ぐ。

 

「5~11歳のワクチン接種」

 早ければ来年2月にも始める可能性があるという。賛否ある理由として、そもそも子供は感染しにくく、且つ感染しても重症化する可能性がかなり低いことが注目されている。わざわざワクチンを打って副作用等の心配をするくらいなら打たないほうが、という意見が現時点では優勢に見受ける。2次感染のリスク次第では任意性にしてもよいだろうが、世間の流れとしてワクチンを打っていないと得られない体験が増えつつあるため、ワクチンの知識、子供への知識を深めることが重要であるといえる。

 

iPhoneの修理」

 Appleが、消費者が自ら修理することを容認した。背景には米バイデン政権がスマホなどの「修理する権利」を製造企業以外に広げることを求めたことにある。修理をするため、部品の小売り販売も開始しており、今回の件を機に改造スマートフォンの登場や中古在庫の枯渇などが起こることが考えられる。

 

コストコイーツ」

 ウーバーイーツがコストコの商品の取り扱いを開始した。現在は対応店舗数が少ないが、徐々に増やす予定だとしている。年会費、会員などは不要としており、最低注文数もないという。ただでさえ在庫が驚くほどあるので勝手にウーバーを使って売っていくのは双方にとってもメリットで、消費者側としてもわざわざ行く必要がないというのはかなり大きなメリットである一方、ウーバー上の販売価格はコストコ実店舗/オンラインとは異なるそうで...金額差次第ではあるがそれでも会員じゃない人、車を持ってない人には朗報か(コストコオンラインも結局実店舗に受け取りにいかなければいけない)。