2021年12月10日

EU、ギグワーカー保護へ」

 EUは9日、ネットを介して単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」の保護を柱とする法案を公表した。報酬水準の設定や服装等のルール設定、労働時間や休暇取得の自由の制限など複数ある基準のうち少なくとも2つに合致させなければいけないとしており、基本的には企業に負担を強いる形となる。日本でもフリーランスなど個人事業主が増える一方、最低賃金雇用保険など適用されないことも多い。ウーバーの普及でこの問題が日の目を見る日が近いかもしれない。

 

「日立、イギリスに新幹線」

 日立と仏アルストムは英国次世代高速鉄道計画「ハイスピード2(HS2)」の車両54編成を受注したと発表した。車両の製造と12年間の保守契約を合わせ、受注額は約20億ポンド(約3000億円)だという。欧州で高速鉄道の受注をするのは日本勢ではじめてで、今後の日本の進出が期待される。

 

バーバリー、レンタルサービス開始」

 バーバリーが、イギリス発のファッションレンタルマーケットプレイス「My Wardrobe HQ」と提携し、レンタルサービスを開始した。またレンタルした商品が気に入ったら正規価格の半額程度でそのまま購入することもできるという。今はイギリス国内限定だが、来年にはアメリカまで範囲を拡大する可能性があるという。服に飽きて購入と売却を繰り返す人や、単純にトレンドの入れ替わりで着なくなる服は多い。日本にも是非取り入れてほしい仕組みだ。

 

「Horizon Worlds」

 メタ(元Facebook)が開発を進めているVRメタバースアプリ「Horizon Worlds」が先日米国とカナダで一般公開された。ここから映画で見たような世界になるまではすぐだろう。

 

「垂直面で停止できるドローン」

 米国陸軍などが開発をした。今回はマジックテープで接着したが、飛行アルゴリズムを解析した今、例えば空気吸引式の吸盤などを代用すればどんな環境下でも着地が可能となるだろう。

 

「ゴールド免許更新のオンライン化」

 警視庁は来年2月より、ゴールド免許の更新時の講習をオンラインでも実施できるようにした。まずは北海道、千葉県、京都府山口県で試験的に実施するが、結局書類記入や支払い、交付などのために施設へ行く必要はあるとのこと。残念。