2021年12月21日

「米オラクル大型買収」

 米ソフトウェア大手のオラクルが、電子カルテなどを提供する米医療情報技術会社のサーナーを3兆円超で買収した。これまでアマゾンやマイクロソフトクラウドコンピューティングの部門で後れを取っていたが、今回の買収でヘルスケア業界のテクノロジー分野に大きく前進することとなる。

 

「介護、4人に1人に」

 政府は介護の人員規制の緩和を検討する。そもそも要介護者に対して働き手が不足している問題が根本にある。ただ、人員を増やすことによる質の低下、「手抜き介護」が懸念されている。そこで、政府はセンサーやロボットなどのITを人手としてカウントすることにより、人数の規制を取り払おうとしている。例えば介護大手のSOMPOホールディングスはベッドにセンサーを取り付け、遠隔で見守りながら身体情報を計測しようとする試みを始めている。これにより巡回の時間などを節約することができる。今後拡大する一方の介護事業は要注目だろう。

 

ANA Pocket」

 ANAが歩くだけでマイルがたまる「ANA Pocket」を発表。現在はiPhoneのみ、アンドロイドは来年リリース予定とのこと。