2022年01月07日

「起業失敗でも雇用手当」

 会社をやめて起業した場合、失業手当を受給する権利を最大3年間保留できるようになった。そもそも制度を利用する機会がなく詳しくはわからないが、これまでは受給期間1年の間に起業すると全額を受け取れない制度であった。そのため、スタートアップが生まれやすい制度になったといえる。→調べてみると、給与や勤務年数、年齢にもよるが日給で全然暮らせる金額が入るみたいで、よく考えれば当然かもしれないが驚いた。

 

パナソニック、週休3日導入」

 パナソニックが希望する社員は週休3日で働ける制度を導入検討だとした。その分給与が減るのか、はたまたしわ寄せがほかの日に行くのかは定かではないが、いずれにせよ利用したいという声は上がるだろうし、日本のトレンドにもなっているため注目を集めることができる。最近は週に1回はこの「大手が3日制導入」というニュースを見るが、いよいよ日本の雇用制度が良くも悪くも崩壊してきたように感じる。つまりはいい大学に行けばいい企業に入れるという「レール型」から、個々のスキルが重視される様に。...高校生や大学生が将来やりたいことを相談できる窓口ってないだろうか。親や先生だと業界を数多くは知らないだろうから、転職エージェントがそこに一石投じることは難しいだろうか?

 

「DXの在り方」

 DXはあくまでも手段であって目的ではない。その導入に顧客が喜ぶのか、もしくは間接的に喜ばせることができるのかは問うていく必要がある。

2022年01月06日

「まん防」

 感染拡大で政府は沖縄・山口・広島にまん防を適用することを検討。早ければ本日適用となる見込み。やはり冬は感染拡大しやすいのか(でも夏も拡大するし...)、はたまたそういう周期的なものなのか...。

 

「病床逼迫」

 昨年は病床が不足する中、患者の受け入れを行わなかったにも関わらず補助金を得ていた「幽霊病床」が問題となった。それ以前に受け入れ先が見つからずに数時間救急車の中にいたり、数日間自宅待機を余儀なくされたりした。病床数の見える化はかなり大事な要素ではあるが、まだ問題点は多くあるという。システム面での問題としては、1日1回しか更新されないことによるラグ、また病床自体は空いているけど人手が足りていないというギャップ。「受け入れ表明」と「設備投資」に補助金が出るため、後者であれば、受け入れを行わないことによるデメリットも少なく、結果として消極的な動きになるのだという。なかなか一般の知識だけだと踏み込みづらい領域だが今後どうなるのか...。

 

「買いたくなる商品広告」

 ただコップをきれいに見せるのではなく。コップに花を活けてみたり、耐熱性であればプリンなどを焼いてみたり。ウリや使用用途を直観的にわかるようにするのが、インスタ等SNSを市場にする場合効果的。

 

「ホットミルク半額」

 年末にかけて牛乳の大量処分を前に大量消費を政府より呼びかけられていたが、それを受けてローソンが発表した半額セール。12月31日~1月1日の2日間限定で、昨年比約18倍ものホットミルクが発売されたのだという。タイミングと売り方が大事であると痛感させられる出来事だった。(自身はネットニュースで見たが他の拡散媒体は何だったのだろうか。)

 

「デザイン思考テスト」

 昨年から注目を集めている、「自ら本質的な課題を発見し、解決策を考えだす力」を数値化するテスト。簡単に言ってしまえば5W1Hを制限時間内にキーワードを用いてどれだけ精度の高いシナリオを作れるかというもので、それ自体は目新しさはないもののテストで数値化されると斬新かつ効果的に見える。この能力自体は特にクリエイティブな場や営業では必ず必要となる能力であるわけで、面白いと思った。

2022年01月05日

トヨタ、米販売台数1位に」

 2021年のアメリカ国内での自動車販売台数が、GMを抜きトヨタが233万台で首位となった。アメリカで海外の自動車メーカーが販売トップになるのは史上初めてだといい、半導体不足の影響が少なかったのが勝因だと考えられている。最近EVの大お披露目会で注目を浴びただけに、トヨタの勢いが増しているように感じる。

 

「ダイベストメント」

 意味は投資撤退で、石油や石炭などの化学燃料を手掛ける企業から投資資金を引き揚げる動きを指している。この5年でその数は2倍にもなっているといわれ、今のところ衰え知らずだ。ただやはり気になるのは電力不足問題で、今はまだその両立に苦しんでいる状況だ。

 

「車内で映画体験」

 LG電子は「LGオムニポッド」と呼ばれる新しい車の形を提案した。大画面の映画を楽しみながら、一方でメタバースの店員がカクテルを作るのだ。映画の大画面も、メタバースも、一見車と関係ない分野が絡み合って新しいものが生まれるのはいつ見ても新鮮だ。


スカイマーク、黒字」

 中堅航空会社のスカイマークが、先月の単月のみではあるが黒字になったとの報道があった。もちろんまだ旅行は本腰ではないが、大手2社と比較し飛行機を使わなければいけない状況の際、羽田発で必要最低限のサービスを低価格で販売しているスカイマークに人が集まるのは不思議ではない。

2022年01月04日

「車は技術の集合体」

 車が販売されたとき、どういったお金の動きがあるか。細かい部品などは中小企業が作るとはいえ、基本的に利益はすべてその車を作った大企業に行く。その中で、トヨタは2025年にも車のソフトウェアをほかの自動車メーカーへ発売し始めるという。次世代車の加速や安全制御機能などを一括で動かす頭脳に当たる基本的な車載ソフトウェアを検討しており、これが実現すれば所謂プラットフォーマーとして新しい収入源となる。車に限らずモノではなく自分が得意としている仕組みを売る、という考え方に改めて気づかされた。

 

「Money Canvas

 三菱UFJがはじめた、新しい資産運用サービス。株式や投資信託、クラファン、保険、ポイント運用など、いわゆる資産運用のための金融商品スマホ上で一括管理できるというもの。加えてニュースやコラムの発信などもしていくとしており、サービス自体に目新しさはそこまでないものの、一括管理できるという点と、UFJという信頼できる大手銀行が行っているというメリットはあげられる。

2022年01月03日

「ハピネスプラネット」

 日立が2018年から開始している、会社の幸福度向上を目的としたアプリ。主な機能は2つ、1つめは簡単な目標設定(Ex.前向きな言葉を使って会話すること)で、2つめは独自の基準による幸福度の数値化である。簡単ではあるが、効果は出ており、徐々にニュースに取り上げられるように。最後に個人が会社の評価をするのは人間関係や居心地であることが多いため、この働きはどんどん拡大していってほしい。なかなか数値化しづらいもののためハードルも多いだろうが。

 

「国を挙げて送電網を」

 政府は再生可能エネルギーの普及のために次世代送電網を整備すると打ち出した。都市部の大消費地に大容量を送るため、「クリーンエネルギー戦略」を掲げ2兆円超の投資計画を想定している。しばらくは電力業界に注目。

 

「フラッシュコーヒー」

 シンガポール発のコーヒーチェーンが表参道に日本1号店をオープン。店舗を小さくすることで高品質・低価格を実現しており、スターバックス同等レベルがスターバックスより安い値段ででている、という点で注目を浴びている。アプリによるグラブ・アンド・ゴーもできるとのこと、スタバを超えることができるか。

2022年01月02日

原子力天然ガスは持続可能エネルギー」

 EU欧州委員会は、原子力天然ガス地球温暖化対策に貢献するエネルギーと位置付ける方針だという。一定の条件を付けたうえで持続可能と分類し、関連事業への投資にEUとしてのお墨付きを与える。これによりEUタクソノミーの判断材料が増え、投資先もわかりやすくなってくるだろう。日本でも原子力は大変嫌われているが、良くも悪くも利用への後押しとなるだろう。

 

「糖尿病、自動治療へ」

 今まで指先への注射や医師の定期的な診断が必要だった糖尿病だが、パッチ式の血統センサーやインスリンポンプなどのウエアラブル機器を使って、人が介在せずに血統を管理できるようになってきたという。最近スマートウォッチを用いた健康管理も普及し始め、医療分野はどんどん様相を変えていく。

 

「来年に期待できるテーマ」

 DX、次世代自動車、脱炭素、人生100年時代、5G6G、介護、物流、スマート農業

2022年01月01日

「2021年振り返り」

 ワクチン接種開始、オリンピック2020、松山メジャー制覇、大谷MVP、ガザ衝突、米アフガン撤退、Facebook社名変更、真鍋氏ノーベル賞。特にスポーツが輝いた年だったと思う。

 

「中国、不動産税導入へ」

 スローガンの共同富裕の具体例として、不動産税の試験導入を目指す。人口の上位1%が持つ富の割合が伸びつつあり、2020年には米国に次ぐ2位の30%超えとなった(日本は約18%と2000年と比べ減少傾向にある)。もちろん国内では反発も多い様で、主要都市のマンション単価も6年ぶりに減少傾向にあるという。ただまぁ人間慣れるもので、来年にはあって当然のものになっているだろうが。