2021年11月22日

「温暖化ガスの排出量測定システム」

　三井住友銀行が企業の温暖化ガス排出量を測定するシステムを開発・販売する。仕入れ伝票などをもとに原材料の生産から輸送に至るまで全体の排出量を把握できるようにするという。約1か月前に米マイクロソフトも同様のクラウドサービスの試用版を提供していたが、精度等どういった違いがあるのか気になるところ。

「銀行法改正」

　銀行の業務を大幅に緩和する改正銀行法が本日施行された。広告やシステム販売など新たに参入できる具体的な業種を明記したほか、子会社を活用すれば異業種参入も可能とした。本来この法律は本業がおろそかになり金融システムが傾かないようにするものであるとしているが、長引く低金利や人口減による打開策であるといえる。改正すること自体は5月に成立していたため、先ほどの三井住友の温暖化ガス測定もこの法によるものと思われる。

「サッポロ冬割好調」

　先日19日(予約は12日)から始まった札幌市の宿泊割引が好調に推移している。それもそのはず、1人1泊6,000円以上の宿泊で、5,000円の割引+2,000円の地域くーぽんが付くため宿泊費だけを見たらむしろプラスなのである。今回主要都市である札幌が頭一つ出た割引施策を行ったため突出して目立ってはいるが、他にも100以上の市町村が5,000円前後の割引を行っているため、旅行の際は確認するべきだろう。