2021年11月15日

「適正報酬は?」

 あらゆる仕事の報酬を調べて、統計データとして提供する専門サービスが急増しているという。理由として、大企業においても「ジョブ型雇用」が浸透し始めてきたため、今まで年功序列で高い報酬を得ていた中高年が「もらいすぎ」かどうかをあぶりだすためだという。他国と比べても、平均寿命が長い点、また総合職や年功序列が当たり前とされてきた点を踏まえ、45-54歳の給与水準が極端に高い状態である。ただ今後はDXをはじめとし外部から専門人材を仕入れる必要があり、その際に優秀な人材を得る方法としてジョブ型へ移行せざるを得ない状況となっている。「もらいすぎ」を解消する方法は中高年の給与を下げるだけでなく、逆に25-44歳の給与を上げることによりギャップを埋めるという方法もあると思うので、これを機に不景気を脱したい。

 

「大手銀5行、最高益」

 コロナ禍にもかかわらず、どこも好調で、内4グループの4-9月期の合計額は前期同年比66%の大幅増益となった。理由として倒産件数が歴史的な低水準だった点と、海外での経済活動が再開し始めている点が挙げられている。ただ当の本人たちは半導体をはじめとする供給網の寸断やエネルギー問題、コロナの再燃などを警戒し、慎重な姿勢を続けている。

 

「猛追するDISNEY+」

 最近街中でもかなり広告を見かけるようになったDISNEY+だが、現在は業界トップのNETFLIXを猛追している。米企業の調査によると、2026年には会員数がNETFLIXを抜くという報告も出ている。先日メタバースへの波に乗ることを発表しており、ディズニーがもつ世界観との相性がとてもいいことから話題になった。また時同じくしてテレビ用に新規格である「IMAX Enhanced」も発表しており、これは従来の映画規格と比べ縦の長さが少し長いものだが、次々と手を緩めずに企画を打ち出している。NETFLIXイカゲームを筆頭に年々規模を拡大しているため、ルームシアターやプロジェクターのある家も増えそうな気がする。