2021年12月04日

「メルク飲み薬国内承認へ」

 米メルクが開発中のコロナ飲み薬が年内に国内で承認される見通しとなった。メルクはオミクロン型に対しても有効である可能性が高いとしている。去年の冬はワクチン出始めで、飲み薬はなかった。今年はワクチン接種済み且つ飲み薬もあるため去年のような感染爆発が起こらないことを期待したい。

 

「WHO、冷静対応を各国に求む」

 オミクロン株への対策として各国は我先に厳しい入国制限を行っているが、それに対しWHOは死者の報告が入ってないことなどを根拠に、冷静な対応を呼びかけている。そもそも欧州では既存のデルタ株がすでに猛威を振るっており、医療がひっ迫している国も多い。日本はともかく、そういった国はオミクロン株が致命傷になる可能性があるため厳しい規制は仕方がないようにも思える。

 

「小型原子炉」

 日立製作所ゼネラル・エレクトリックの合併会社が、カナダで次世代の原子炉、小型モジュール炉を受注した。脱炭素に向けて、通常の原子炉より安全性が高い反面、新しい技術のため規制や法令が整っていない点があげられる。これを機に国内の原子炉問題が解決するとよいが。

 

「ペットにマイクロチップ装着義務化」

 環境省は来年6月からマイクロチップ装着を義務化する方針。首から肩甲骨当たりに直径2ミリ、長さ1センチほどのマイクロチップを注射する。メリットとして、毎年10万匹近い飼い主不明の犬や猫を減らせることが大きい。一方で、注射による健康被害や、登録情報の変更に伴う手続きなど課題もあり、議論を進める予定だという。なおすでに飼っているペットなどは努力義務となる予定だという。