2021年12月17日

「小売り、正月休業広がる」

 先日食品スーパー大手のライフコーポレーションが正月三が日に全店(約290)で原則休業することを発表した。イトーヨーカドーも約3割の店舗で元日を休業にするとしており、海外に倣って(?)休みが広まっていく。

 

「オミクロン株は風邪」

 イギリスはロンドンの調べによると、オミクロン株の症状は風邪に似ているという。主に鼻水やのどの痛みなどの症状があり、やはり重症化するリスクは今までのものとは低いとしている。ただ、感染者の母数が増えることにより死者数も増えてしまう為、引き続き警戒は怠らないようにしなければならない。

 

「国内旅行、回復へ」

 国内航空2社は前年同月比で4~6割増、JR旅客6社の年末年始の予約席数も8割増とかなり増えている。去年は11月中旬から感染者数が増加、12月中旬からうなぎ上りになっていたためこれだけ数値が回復しても以前と比べれば少ないだろうが、それでもうれしいニュースだ。

 

中外製薬、飲み薬中止」

 中外製薬は先日16日、臨床試験で有効性が示せなかったとのことでアテアとロシュ(中外製薬の親会社)両社の提携が解消、それに合わせて飲み薬の国内開発を中止することとなった。飲み薬はアテアが引き続き研究、中外製薬はカクテル療法に注力する予定。なお株価に影響はあまりなし。

 

「インフレ抑制にシフト」

 世界的にインフレ圧力が広まる中、イギリス中央銀行政策金利の引き上げを決めた。コロナ後の利上げは日米欧の主要中銀で初めて。欧州中央銀も、緊急買い取り制度による新規資産購入の打ち切りを決め、金融引き締めに乗り出した。

 

ふるさと納税自治体23%が赤字」

 一方上位20位までの自治体が全寄付の2割を占めている。ふるさと納税の趣旨である「都市と地方の財政格差を縮小させる」ことは達成しており、またより魅力的な商品を用意しようという向上心を刺激させるのはかなりうまく働いていると思う。収益差が生まれるのもどういった方法をとったとしても仕方がないと思える。デメリットを上げるとすれば購入品に日常品が多く入り込んでいるため「ふるさと」感がないことだろうか。うまく観光とかみ合わせられれば面白いが。

 

「Tile」

 三井住友カードと、IT関連サービスを提供するSB C&Sは16日、探し物トラッカー「Tile」の機能を搭載したクレジットカードを共同開発したと発表した。カードを紛失しても、スマホとの接続が切れた場所をアプリで確認できるのが特徴。スピーカーも搭載しており、スマホとカードどちらも鳴らすことができる。専用の充電器で充電すれば最長半年間利用することができる。注意点として、GPSがついているわけではないことだろうか。デザインはかっこいい。