2021年12月31日 

「テスラ、米で47万台リコール」

 NHTSAは30日、テスラの「モデル3」と「モデルS」のトランク開閉に関する不具合に対処するするため計47万台をリコールすると発表した。同社が一度に実施するリコールとしては過去最大で、2020年の年間世界販売台数に匹敵するという。ただこの発表による株価への影響はほぼなく、テスラへの熱い支持が伺える。

 

「2021年効果的だったCMアンケート」

 日経MJが識者に実施したタイトルのアンケートでは、1位に日清はカップヌードル、2位にKDDIau、3位にUQモバイルと、10位まで見知った顔が続いた。カップヌードルは味の種類を生かしテレビ画面を9分割するという手法、かつYOUTUBE等にも同様の広告を打ちリンク先からも購入できるようにしたのが得点につながったという。2位、3位はそれぞれ三太郎シリーズ、三姉妹シリーズでよく知られていたキャスティングを大幅に変えたことが評価された。プランや値段が大きく動いた年でもあっただけにインパクトを残せたのだろう。

 

「Whatnot」

 コレクター向けのアイテムに特化したライブコマースプラットフォーム(アプリを使ってライブ配信をしながら物の売買ができる)。特徴としているのは、ポケカをはじめとしたTCGやコレクターズトイなど、希少性の高いアイテムに注力していること。もともとインスタをはじめとした媒体でもライブコマースは行っていたものの、特化したアプリではなかったためそこを狙ったアプリ。大きな問題点の一つに透明性があり、限定モノや傷物などTCGは特に厳しい。同アプリは厳しい審査を経たものにしか配信を許さないことで透明性を確保しているが、今後の動向に注目したい。